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2025-11-30 08:56:44 +08:00

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# Marpスライド作成ベストプラクティス
「かっこいい」高品質なスライドを作成するためのガイドライン。
## スライドタイトルh2
### ✅ 良い例
- **簡潔に**5-7文字程度
- **分かりやすく**:内容が一目で理解できる
- **一貫性**:同じ階層では同じ文体を使う
```markdown
## 導入
## 課題
## 解決策
## 効果
```
### ❌ 悪い例
```markdown
## この章では導入について説明します
## 私たちが直面している課題とは何か
```
## 箇条書き
### ✅ 良い例
- **3-5項目**:多すぎない
- **簡潔に**1行あたり15-25文字程度
- **並列性**:同じ階層では同じ文法構造
```markdown
- シンプルで分かりやすい
- 統一感のあるデザイン
- 効果的な情報伝達
```
### ❌ 悪い例
```markdown
- これは非常に長い説明文で、一行に収まりきらないため読みにくくなってしまいます
- 短い
- 次の項目は文章形式になっています。このように統一感がないと読みにくいです。
```
## スライド構成
### 基本構造
1. **タイトルスライド**`<!-- _class: lead -->`
- タイトル
- 発表者名
- 日付
2. **アジェンダスライド**
- 全体の流れを示す
- 3-5項目程度
3. **本文スライド**
- 1スライド = 1メッセージ
- タイトルで内容を要約
4. **まとめスライド**
- 要点を再確認
- 感謝の言葉
### スライド枚数の目安
- 5分プレゼン5-8枚
- 10分プレゼン10-15枚
- 20分プレゼン15-25枚
## テキスト量
### ✅ 良いバランス
```markdown
## 製品の特徴
- 高速処理
- 直感的なUI
- 拡張性の高い設計
```
### ❌ 詰め込みすぎ
```markdown
## 製品について
この製品は、最新のテクノロジーを活用して開発されました。
主な特徴として、以下の7点が挙げられます
- 特徴1: 詳細な説明が長々と続く...
- 特徴2: さらに詳しい説明...
(以下省略)
```
## 余白の使い方
- **適度な余白**:情報を詰め込みすぎない
- **視線誘導**:重要な情報に自然と目が向く配置
- **呼吸**:スライド間にも適度な「間」を
## 色の使い方
テーマで定義された色を活用:
- **背景色**`#f8f8f4`(明るいベージュ)
- **テキスト色**`#3a3b5a`(濃いネイビー)
- **見出し色**`#4f86c6`(青)
- **アクセント色**`#000000`(黒)
### 追加の色を使う場合
```markdown
<span style="color: #c62828;">重要なポイント</span>
```
控えめに使用し、過度な装飾を避ける。
## 画像の使用
### 効果的な使い方
- **目的を明確に**:装飾ではなく、理解を助けるため
- **高品質**:解像度の高い画像を使用
- **適切なサイズ**:大きすぎず小さすぎず
### 配置のコツ
```markdown
# 左にテキスト、右に画像
![bg right:40%](image.png)
- ポイント1
- ポイント2
```
## フォントサイズの目安
テーマで定義済み:
- h1: 56pxタイトルスライドのみ
- h2: 40px通常スライドのタイトル
- h3: 28pxサブ見出し
- 本文: 22px
## アニメーションとトランジション
Marpは基本的にアニメーション非対応。
シンプルなスライド遷移に集中する。
## チェックリスト
スライド完成後、以下を確認:
- [ ] タイトルは簡潔か5-7文字
- [ ] 箇条書きは3-5項目か
- [ ] 1スライド1メッセージか
- [ ] テキスト量は適切か
- [ ] 余白は十分か
- [ ] 画像は効果的に使われているか
- [ ] 全体の統一感はあるか
- [ ] スライド枚数は適切か