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Zhongwei Li
2025-11-30 08:51:41 +08:00
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name: element-definition-convention
description: プラグイン要素の定義ルール(命名規則、必須項目、記述フォーマット)を定義する。プラグイン要素作成時、エージェント・スキル・コマンド定義時、またはユーザーが命名規則、フロントマター、必須項目、記述フォーマットに言及した際に使用する。
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# Element Definition Convention
## 概要
このSkillは、プラグイン要素エージェント、スキル、コマンドの定義ルールを明確化する。命名規則、フロントマターの必須項目、必須セクション、ドキュメント記述フォーマットについて標準を定義し、一貫性のあるプラグイン要素の作成を実現することを目的とする。
## 責任範囲
このSkillは以下の範囲をカバーする:
- プラグイン要素(エージェント、スキル、コマンド)の命名規則
- フロントマターの必須項目と記述ルール
- 必須セクション(概要、責任範囲、基本方針など)の定義
- ドキュメント記述フォーマットと記述原則
- チェックリストの作成ガイドライン
## 基本方針
- 命名はケバブケースkebab-caseを使用する
- フロントマターにはname、descriptionを必須とする
- 必須セクションを統一し、一貫性を保つ
- ドキュメントは日本語・常体で記述する
- 簡潔で明確な文章を使用する
- 箇条書きを活用して情報を整理する
## 命名規則
### エージェントの命名
エージェントの役割を表す名前を使用する。
**命名パターン:**
- `[役割]-agent`の形式を使用する
- 責任範囲が明確にわかる名前にする
- ケバブケース(例: requirements-agent, design-agentを使用する
良い例:
```text
requirements-agent
design-agent
implementation-agent
test-agent
```
悪い例:
```text
RequirementsAgent (キャメルケースは使用しない)
req-agent (省略形は避ける)
requirements_agent (スネークケースは使用しない)
agent-requirements (順序が逆)
```
### スキルの命名
スキルの目的を表す名前を使用する。
**Workflow Skillの命名パターン:**
- 動詞を含む名前にする(例: code-generator, api-designer
- 「何を生成するか」「何を設計するか」を明確にする
- ケバブケース(例: database-schema-designerを使用する
**Convention Skillの命名パターン:**
- 規約の対象を表す名前にする(例: coding-conventions, documentation-standards
- 複数形を使用することが多いconventions, standards, guidelinesなど
- ケバブケース(例: security-guidelinesを使用する
良い例Workflow Skill:
```text
code-generator
api-designer
database-schema-designer
requirements-structurer
```
良い例Convention Skill:
```text
coding-conventions
documentation-standards
security-guidelines
interaction-guidelines
```
悪い例:
```text
CodeGenerator (キャメルケースは使用しない)
api_designer (スネークケースは使用しない)
gen-code (省略形は避ける)
generator (目的が不明確)
```
### コマンドの命名
コマンドの機能を表す名前を使用する。
**命名パターン:**
- ユーザーが覚えやすい簡潔な名前にする
- 動詞または名詞を使用する(例: requirements, design, generate
- ケバブケース(例: test-runを使用する
- 複数単語の場合は、意味が明確になるようにする
良い例:
```text
requirements
design
task
implement
test-run
generate-plugin
```
悪い例:
```text
req (省略形は避ける)
RequirementsCommand (キャメルケースは使用しない)
requirements_command (スネークケースは使用しない)
command-requirements (順序が逆)
```
## フロントマターの定義
すべてのプラグイン要素のマークダウンファイルには、フロントマターを記述する。
**必須項目:**
- `name`: 要素の名前(ケバブケース)
- `description`: 要素の簡潔な説明1行、50文字以内を目安
**フォーマット:**
```markdown
---
name: 要素名(ケバブケース)
description: 簡潔な説明1行、50文字以内
---
```
良い例:
```markdown
---
name: code-generator
description: 設計仕様からソースコードを生成する
---
```
悪い例:
```markdown
---
name: CodeGenerator
description: このスキルは、設計仕様書を入力として受け取り、それに基づいてソースコードを自動的に生成するための機能を提供します。生成されるコードは、プロジェクトのコーディング規約に準拠し、テストケースも含まれます。
---
nameがキャメルケース、descriptionが長すぎる
```
## 必須セクションの定義
### エージェントの必須セクション
1. **概要**: エージェントの目的と役割を簡潔に説明1〜2段落
2. **責任範囲**: エージェントが責任を持つ範囲を箇条書き3〜5項目
3. **基本方針**: エージェントの行動指針(該当する場合のみ)
### スキルの必須セクション
1. **概要**: スキルの目的と実行内容を簡潔に説明1〜2段落
2. **責任範囲**: スキルがカバーする範囲を箇条書き3〜5項目
3. **基本方針**: スキルの実行原則(該当する場合のみ)
4. **ワークフロー/カテゴリ**:
- Workflow Skill: フェーズごとの実施内容
- Convention Skill: カテゴリ別の規約・ガイドライン
5. **アウトプット**: スキルが生成する成果物Workflow Skillの場合
6. **チェックリスト**: 各フェーズ/カテゴリのチェック項目
### コマンドの必須セクション
1. **概要**: コマンドの目的と機能を簡潔に説明1〜2段落
2. **使用するエージェント**: コマンドが使用するエージェント
3. **使用するスキル**: コマンドが使用するスキルのリスト
4. **実行フロー**: スキルの実行順序とデータの受け渡し
5. **成果物**: コマンド実行後の出力先とファイル構成
## ドキュメント記述の原則
プラグイン要素のドキュメント記述時は、以下の原則に従う:
- 日本語・常体で記述する
- 簡潔で明確な文章を使用する
- 箇条書きを活用して情報を整理する
- 具体例を記述する場合は、良い例/悪い例の形式を使用する
良い例:
```markdown
## 概要
このSkillは、設計仕様からソースコードを生成する。コーディング規約に準拠したコードを自動生成し、開発効率を向上させることを目的とする。
## 責任範囲
このSkillは以下の範囲をカバーする:
- 設計仕様の解析とコード構造の決定
- コーディング規約に準拠したソースコードの生成
- 生成コードの検証とフォーマット
```
悪い例:
```markdown
## 概要
このSkillは、設計仕様書を入力として受け取り、それに基づいてソースコードを自動的に生成するための機能を提供します。生成されるコードは、プロジェクトのコーディング規約に準拠し、テストケースも含まれます。また、コードレビューの観点からも最適化されており、保守性の高いコードを生成することができます。
## 責任範囲
このSkillは以下の範囲をカバーします:
・設計仕様の解析
・コード生成
・検証
```
(文章が冗長、敬体を使用、箇条書きのマーカーが不統一)
## チェックリストの作成ガイドライン
### チェックリストの構成
- フェーズごと/カテゴリごとにチェックリストを作成する
- 最終確認用のチェックリストを含める
- 具体的で検証可能な項目を記述する
- 各項目は明確で検証可能にする(「〜を確認した」「〜が含まれている」のような表現)
良い例:
```markdown
### フェーズ1完了時
- [ ] 設計仕様書を読み込んだ
- [ ] コード構造を決定した
- [ ] 必要なファイルパスを特定した
### 最終確認
- [ ] 生成コードがコーディング規約に準拠している
- [ ] すべてのファイルが正しいパスに配置されている
- [ ] 構文エラーがない
```
悪い例:
```markdown
### チェックリスト
- [ ] 設計仕様を確認
- [ ] コード生成
- [ ] 良いコードになっている
```
(フェーズ分けがない、項目が曖昧、検証不可能な表現)
## チェックリスト
### 命名規則確認時
- [ ] ケバブケースkebab-caseを使用している
- [ ] エージェント名は責任範囲が明確である
- [ ] スキル名は目的が明確であるWorkflow Skillは動詞を含む、Convention Skillは規約の対象を表す
- [ ] コマンド名は簡潔で覚えやすい
- [ ] 省略形を避けている
### フロントマター作成時
- [ ] nameフィールドがケバブケースで記述されている
- [ ] descriptionフィールドが1行50文字以内である
- [ ] descriptionが簡潔で要素の目的を明確に説明している
### 必須セクション作成時
- [ ] 概要セクションが1〜2段落で簡潔に記述されている
- [ ] 責任範囲が箇条書きで3〜5項目記述されている
- [ ] 基本方針が明確である(該当する場合)
- [ ] ワークフロー/カテゴリが適切に構成されている
- [ ] チェックリストが作成されている
### ドキュメント記述確認時
- [ ] 日本語・常体で記述されている
- [ ] 簡潔で明確な文章を使用している
- [ ] 箇条書きを活用して情報が整理されている
- [ ] リストのインデントがスペース2個で統一されている
- [ ] 良い例/悪い例が具体的で実用的である(該当する場合)
### 最終確認
- [ ] すべての命名規則が守られている
- [ ] フロントマターが正しく記述されている
- [ ] 必須セクションがすべて含まれている
- [ ] ドキュメント記述の原則に従っている
- [ ] チェックリストが適切に作成されている