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argument-hint, allowed-tools
| argument-hint | allowed-tools |
|---|---|
| <taskname> <phase番号> | SlashCommand(/sdd:verify:docs:*), SlashCommand(/sdd:verify:requirements:*), SlashCommand(/sdd:verify:quality:*) |
Phase統合検証(ドキュメント・要件・品質の一括検証)
指定したPhaseの検証を統合的に実行します。以下の3つのコマンドを順次実行し、総合的な検証レポートを生成します。
【引数】 $ARGUMENTS
引数の形式
<taskname>- タスク名(specs/[taskname]/ディレクトリ)<phase番号>- 検証対象のPhase番号(1, 2, 3...)
実行内容
このコマンドは以下の3つのコマンドを順次実行します:
1. /sdd:verify:docs {taskname} {phase番号}
Phase計画書とドキュメントの検証:
- タスク完了状況
- Phase完了条件
- overview.mdとの整合性
- 次Phaseへの引き継ぎ事項
- Phase間のドキュメント整合性
2. /sdd:verify:requirements {taskname} {phase番号}
要件と実装の整合性検証:
- specification.mdとの整合性(機能要件・非機能要件)
- technical-details.mdとの整合性(技術スタック・データ設計・API設計)
- Phase間の実装整合性(成果物の存在・使用状況・インターフェース)
- 機能レベルの実装検証
3. /sdd:verify:quality {taskname} {phase番号}
品質検証:
- コーディング規約(any型禁止、barrel禁止、interface使用)
- テストの存在と実行
- 品質チェックコマンド(lint、type-check、build)
- Phase間の実装品質
検証手順
-
引数の確認
- タスク名とPhase番号が指定されているか確認
- 未指定の場合はAskUserQuestionで確認
-
3つのコマンドを順次実行
- 各コマンドの実行結果を内部で記録
- エラーが発生した場合も継続して次のコマンドを実行
-
検証結果の内部処理と報告
- 3つのコマンドの結果を内部で統合
- 総合評価を決定(すべて✅なら✅、1つでも❌なら❌、それ以外は⚠️)
- 検証レポートはspecファイルに書かず、ユーザーに直接表示
問題への対応
統合検証の結果、問題が見つかった場合:
- 各検証コマンドが個別に対応方針を確認
- 統合レポートではすべての問題をまとめて表示
- ユーザーが個別に再検証するか、全体を再検証するかを選択可能
overview.md更新提案
総合評価が ✅ の場合のみ、AskUserQuestionで確認:
- 「overview.mdのPhase状態を『完了』に更新しますか?」
- 承認された場合、overview.mdの該当Phaseの状態を「完了」に更新
完了報告
✅ Phase {N} の統合検証が完了しました
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📍 対象: specs/{taskname}/ - Phase {N}
📊 総合評価: {✅/⚠️/❌}
💡 次のアクション:
- Phase完了可能: `/sdd:implement-phase {taskname} {N+1}.1`
- 問題あり: 個別再検証または修正
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注意事項
- 3つの検証コマンドを順次実行する統合コマンド
- 各検証で問題が見つかっても、すべての検証を完了してから報告
- 問題の対応は各検証コマンドで個別に行うか、統合検証後にまとめて対応
内部品質チェック
重要: 以下のチェックはコマンド内部で実施し、検証レポートはspecファイルに書きません。
矛盾チェック(内部処理)
Phase検証後、内部的に仕様書間の矛盾を確認:
- Phase完了状態とタスク完了状態の整合性
- ドキュメント間の整合性
- 実装と仕様の整合性
矛盾がある場合のみユーザーに警告を表示。問題がなければ何も出力しない。