--- argument-hint: <タスク名> description: 実装概要と調査項目を特定してoverview.mdに追加 allowed-tools: ["Read", "Edit", "Task"] --- # 実装概要と調査項目を特定します タスク名をもとに、overview.mdに実装概要と調査項目を追加します。 **重要**: このコマンドは実装の大枠(どんな機能を作るか)と調査項目を決定します。詳細な調査は `/sdd:conduct-research` で実施してください。 【タスク名】 $ARGUMENTS ## 実行手順 ### 0. ステアリングドキュメントの読み込み 以下のステアリングドキュメントを読み込み、プロジェクトのコンテキストを把握: - `specs/_steering/product.md` - プロダクト方針 - `specs/_steering/tech.md` - 技術スタック - `specs/_steering/structure.md` - プロジェクト構造 - `specs/_steering/principles.md` - 開発原則 **ステアリングドキュメントが存在しない場合**: - 警告メッセージを表示: 「⚠️ ステアリングドキュメントが見つかりません。先に `/sdd:steering` を実行することを推奨します。」 - AskUserQuestionツールで確認: - 「ステアリングドキュメントなしで続行しますか?」 - 選択肢: 「はい(続行)」「いいえ(中断して /sdd:steering を実行)」 - 「いいえ」の場合は処理を中断 ### 1. 引数チェックとoverview.mdの読み込み `$ARGUMENTS` が空の場合: - エラーメッセージ: 「タスク名を指定してください。例: `/sdd:plan-implementation user-authentication`」 `$ARGUMENTS` が指定されている場合: - `specs/[taskname]/overview.md` の存在を確認 - 存在しない場合: エラーメッセージ「overview.mdが見つかりません。先に `/sdd:init-task` を実行してください。」 - 存在する場合: overview.mdを読み込み ### 2. 実装する機能の特定 overview.mdの「目的」「スコープ」「想定される成果物」から、実装する機能を特定: **機能特定の流れ**: 1. overview.mdから実装すべき機能の候補を抽出 2. **各機能について、AskUserQuestionで確認・選択させる** - 例: 「ユーザー認証機能を実装しますか?」→ 「はい(必須)」「はい(任意)」「いいえ(不要)」 - 例: 「認証方法はどうしますか?」→ 「JWT」「Session」「OAuth2」 - 例: 「この機能の優先度は?」→ 「High(最優先)」「Medium(通常)」「Low(後回し可)」 3. ユーザーが選択した機能のみをリストに追加 4. 機能ごとに入出力イメージを記載 **技術スタックの決定**: 1. ステアリングドキュメント(tech.md)を確認 2. **tech.mdに記載がない技術要素について、複数の選択肢がある場合はAskUserQuestionで選択させる** - 例: 「フロントエンドフレームワークは?」→ 「React」「Vue」「Svelte」 - 例: 「状態管理ライブラリは?」→ 「Redux」「Zustand」「Jotai」「不要」 3. ユーザーが選択した技術スタックを記録 4. **選択できなかった項目(調査が必要)は調査項目として抽出** ### 3. 調査項目の特定 実装概要から、技術的に不明な点を抽出: **調査項目の判定基準(コマンド内部で使用、specには出力しない)**: 1. これは本当に技術的に不明な点か? 2. ドキュメントを読めばわかることではないか? 3. 一般的な実装パターンで解決できないか? 4. 複数の選択肢があり、検証が必要か? **調査項目として抽出すべきもの**: - プロジェクト固有の技術的課題 - 複数の技術の組み合わせで生じる不明点 - パフォーマンスやセキュリティの具体的な検証が必要な項目 - 技術選定(複数の選択肢から選ぶ必要がある) **調査項目として抽出すべきでないもの**: - 「ライブラリ選定」のような当たり前の項目 - 公式ドキュメントを読めばわかること - 一般的な実装パターンで解決できること **調査項目の特定フロー**: 1. 実装概要から調査が必要そうな項目を**全て**抽出(制限なし) 2. **抽出した全ての項目について、1つずつAskUserQuestionで確認** - 例: 「JWT認証のパフォーマンス検証が必要ですか?」→ 「はい」「いいえ」 - 例: 「この技術選定は調査が必要ですか?」→ 「はい」「いいえ」 3. ユーザーが「はい」と選択した項目のみを調査項目リストに追加 4. **全ての候補について確認が完了するまで繰り返す** ### 4. overview.mdへの追記 overview.mdに以下のセクションを追加: ```markdown ## 実装概要 ### 実装する機能 1. [機能名1] - 概要: [1-2行で説明] - 入力: [概要レベル] - 出力: [概要レベル] - 優先度: High/Medium/Low 2. [機能名2] - 概要: [1-2行で説明] - 入力: [概要レベル] - 出力: [概要レベル] - 優先度: High/Medium/Low ### 技術スタック(候補) - フロントエンド: [候補] - バックエンド: [候補] - データベース: [候補] - その他: [候補] ## 調査項目 | 状態 | 調査項目名 | 理由 | 概要 | |------|-----------|------|------| | 未着手 | [調査項目1] | [なぜこれが不明なのか] | - | | 未着手 | [調査項目2] | [なぜこれが不明なのか] | - | --- **次のステップ**: - 調査が必要: `/sdd:conduct-research [taskname]` - 調査不要: `/sdd:define-requirements [taskname]` ``` **追記時の注意点**: - 既存の「次のステップ」セクションは削除して上書き - 調査項目がない場合は「調査項目なし。すぐに要件定義に進めます。」と記載 - 不明な点は「**不明**」と明記 - 「将来的に」「など」の使用を禁止 - ユーザーがAskUserQuestionで選択した内容をそのまま記載(追加の確認は不要) ### 5. 完了報告 調査項目がある場合: ```markdown ✅ 実装概要と調査項目を特定しました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 📍 更新先: specs/[taskname]/overview.md 📝 実装機能数: [N]件 🔍 調査項目数: [N]件 💡 次のアクション: - 調査実施: `/sdd:conduct-research [taskname]` ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ``` 調査項目がない場合: ```markdown ✅ 実装概要を特定しました ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 📍 更新先: specs/[taskname]/overview.md 📝 実装機能数: [N]件 🔍 調査項目: なし 💡 次のアクション: - 要件定義: `/sdd:define-requirements [taskname]` ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ``` ## 注意事項 - **⚠️ 重要**: 調査が必要そうな項目は**全て**抽出し、各項目についてユーザーに判断を仰ぐこと - **⚠️ 重要**: 調査項目の数に制限はありません。ユーザーが「必要」と判断した項目のみをリストに追加します - **⚠️ 重要**: ステアリングドキュメント(`specs/_steering/`)を必ず読み込み、プロジェクトのコンテキストを反映してください - **⚠️ 重要** 不明なところは勝手に決めずに「**不明**」と明記すること - 「将来的に必要になる」「今後〜が必要」といった適当な推測に基づいた記述は禁止 - 現時点で明確に必要なことのみを記載すること ## 内部品質チェック **重要**: 以下のチェックはコマンド内部で実施し、**生成されるspecファイルには結果を記載しません**。 ### ステアリングドキュメントレビュー(内部処理) ドキュメント更新後、内部的にステアリングドキュメントとの整合性を確認: - product.mdのビジネス目標と実装機能の整合性 - tech.mdの技術方針と技術スタック候補の適切性 - structure.mdのプロジェクト構造との整合性 - principles.mdの開発原則との一致 問題がある場合のみユーザーに修正を促す。準拠している場合は何も出力しない。 ### 矛盾チェック(内部処理) ドキュメント更新後、内部的に仕様書間の矛盾を確認: - overview.md内の目的・スコープと実装機能の整合性 - 調査項目と実装機能の関連性 矛盾がある場合のみユーザーに警告を表示。問題がなければ何も出力しない。