# /kiro ## 概要 Kiroスペックから実装を行うためのコマンドです。`.kiro/specs`ディレクトリ内のスペックを一覧表示し、選択したスペックの実装を開始します。 ## 動作 1. `.kiro/specs`ディレクトリ内の全スペックを作成日時の降順で一覧表示 2. ユーザーが番号を選択 3. 選択されたスペックの`requirements.md`を読み込み 4. 必要に応じて`design.md`や`tasks.md`も参照 5. 実装を開始 ## 実装手順 ### ステップ1: スペック一覧の表示 ```bash # .kiro/specs配下のrequirements.mdファイルを検索し、作成日時でソート # macOSの場合 find .kiro/specs -name "requirements.md" -type f -exec stat -f "%Sm %N" -t "%Y/%m/%d %H:%M" {} \; | sort -r # Linuxの場合 find .kiro/specs -name "requirements.md" -type f -exec stat --format="%y %n" {} \; | sort -r ``` 各スペックについて以下を表示: - 番号(選択用) - スペック名(ディレクトリ名から取得) - 作成日時(YYYY/MM/DD形式) - 概要(requirements.mdの最初の段落から抽出) ### ステップ2: スペック選択 ユーザーに番号入力を促し、対応するスペックを選択 ### ステップ3: スペック内容の読み込み 選択されたスペックのディレクトリから以下のファイルを読み込み: - `requirements.md`(必須): 要件定義 - `design.md`(存在する場合): 設計詳細 - `tasks.md`(存在する場合): タスクリスト ### ステップ4: 実装開始 1. TodoWriteツールを使用してタスクリストを作成 - tasks.mdがある場合はそれを基に作成 - ない場合はrequirements.mdから主要タスクを抽出 2. 各タスクを順番に実装 3. 必要に応じてテストとリントを実行 ## 注意事項 - スペックファイルが存在しない場合は適切なエラーメッセージを表示 - 実装前に現在のgitブランチを確認し、必要に応じて新しいブランチを作成することを提案 - 実装完了後は自動的にコミットは行わない(ユーザーの明示的な指示を待つ)